自動車部品や建設機械部品などをつくる鋳造の分野では、精度の高い部品を低コストで大量に生産することが常に求められています。
北陸化成工業所では、こうしたニーズに応える「シェルモールド法」による 鋳物用中子(なかご)を製造・販売しています。

30年に渡り培った技術と、原料から製品までの一貫生産体制でお客様の製造工程の低コスト・高品質化に貢献しています。

 製 法 

中子は、鋳物の中空部分を形作る 鋳型(いがた)です。

中空鋳物を作る場合は、主型(鋳物の外面の鋳型)の中空部分に相当する 中子を入れて、その鋳型に溶けた金属を流し込むことによって 鋳物のカタチを造ります。
そして、冷却後にショックを与えて中子を崩壊させ、その砂を取り出すことによって 複雑な形状の鋳物が造られます。

中子一個一個は、すべて消耗品ではありますが、高い精度だけではなく、強度や耐熱性に加えて 崩壊性の良さが厳しく要求されています。

シェルモールド法による 鋳造工程
core-01.png 中子成型(吹き込み)
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core-02.png 中子成型(焼成)
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core-03.png 中子取り出し
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core-04.png  
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core-05.png 中子セット
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core-06.png 注湯
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core-07.png 主型バラシ
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core-08.png 中子バラシ
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